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内容説明
誰もが「平均」に注目するが、ビジネスを動かしているのは「極端」だ。80対20マネジャーの本質は、結果にこだわり、世の中の偏ったパターンを利用して結果を出そうとする点にある。80対20マネジャーであるとは、少ない労力で達成できる大きな目標は何かを日々考えることなのだ。
目次
第1部 質問―途方に暮れていないか(仕事や生活をシンプルにしたくないか;秘密兵器)
第2部 答え―八〇対二〇マネジャーになるための一〇の方法(探偵マネジャー;連結の達人マネジャー;メンタリング・マネジャー;レバレッジ・マネジャー;自由にやらせるマネジャー;意義を求めるマネジャー;時間に余裕をもつマネジャー;単純化するマネジャー;怠け者マネジャー;戦略的マネジャー;完全なる八〇対二〇マネジャー;八〇対二〇マネジャーと八〇対二〇企業)
著者等紹介
コッチ,リチャード[コッチ,リチャード] [Koch,Richard]
起業家、投資家、経営コンサルタント、作家。ボストン・コンサルティング・グループのマネジャーを経てベイン・アンド・カンパニーのパートナー、その後L.E.K.コンサルティングの共同創業者。投資先は、ファイロファックス、プリマス・ジン、ベルゴ&ベッドフェアなど。英国出身でジブラルタル在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
60
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した80対20の法則(パレートの法則)は、経済において全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論で、"売上の8割は全顧客の2割が生み出している"等といった使い方がされる。実はこの法則は経済だけに限らず人生の色んな場面に適用できる。そして、これをマネジメントに活かそうとしたのが本書だ。◆パレートの法則の使い方としては目からウロコだったなぁ。◆本当に大事なのはごく一部/仕事も重要な部分に特化し、あとは無視する/単純化2018/09/07
デビっちん
9
「パレートの法則」を知っていても、マネジメント業務に適用している人は少ない。本書は、80:20の法則を個人の生活に活かすための本を書いた著者が、今回はマネジメント向けに10の法則として論じていく内容。経歴豊かな著者のバラエティーに富んだ具体例が説得的に述べられていた。世の中の偏ったパターンを利用して結果を出すためには、野心とゆとりという2つの要素が不可欠である。少ない努力で大きな結果を残ししつつ、80:20の法則の枠を飛び越えたところに人間の面白さと奥深さの可能性を示唆した訳者後書きに感銘した。2016/02/14
芸術家くーまん843
5
何を優先させ何の手を抜くのかはっきりさせているから忙しさが違ってくる。定例の仕事は部下に任せる。課長はグループの課題に集中する。そうすると普通の人からは大きな課題だけに集中してもらっては困るという意見も出るだろうがそんなことだから普通の人は普通の結果しか生み出せないのだと言いたくても言ってはいけない。じっくり説得。実際には大事なことを大事にすることは普通の人には許しがたいことだろうが同僚の納得と協力が必要だと思う一冊。2014/04/20
pinevillageKNG
2
パレートの法則を軸に置きながら、優れたマネジャーになるための10の法則についてそれぞれ個別具体的に語っていく構成。 巻末のほうに「論点の整理」として法則が端的にまとめられているので、これを見ながら気になるところだけつまみ読みという読み方も良いかも。 個人的には「時間に余裕を持つ」「単純化する」「怠け者」の3つの法則が心に残った。 短時間で最大の成果を出す為にいかに考える時間を作りレバレッジをかけられるか?自分の強みを発揮できる箇所に全力で取組むことを推奨している。 日々の仕事も、もっと考えて行動しよう。2021/02/14
Masayoshi Nitta
1
自分記録用。前半だけの感想。 パレートの法則。2019/01/05