内容説明
あらゆる状況が自分を引きずり下ろそうとしていても、粘り強く戦い抜く。心のスポットライトを自分に向け、自分の人生に責任を持つ。自分を運転席に座らせ、意味の探求を続ける。人生の圧倒的困難をするりとくぐり抜けていく人々“トンネラー”には共通の資質がある。
目次
トンネラーたちの原動力(スポットライトを自分に向ける;困難に意味を見いだす;揺るぎない決意をする)
トンネラーたちの物事への向き合い方(トンネラーの気質と成功の関係;苦難を和らげる「ユーモア」の力)
トンネラーたちの人との付き合い方(「サテライト」という存在の重要性;学んだことを実行に移す力)
著者等紹介
ブラフマン,ロム[ブラフマン,ロム] [Brafman,Rom]
心理学博士。大学でパーソナリティと人格発達について教えており、この分野で数々の賞を受賞。カリフォルニア州パロアルトで精神科の診療を行っている
藤島みさ子[フジシマミサコ]
津田塾大学英文科卒、同大学院修士課程修了。高校教諭を経て翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
5
ダイジェスト版からの要約 心理学の世界に、古典的な心理学で想定されていた障壁をものともせず、あり得ないはずの成功を達成する人々がいる。あたかもトンネルをくぐり抜けるかのように、人生の障壁をするりと通り抜けることができる人々をトンネラーと呼ぶ。トンネラーを追跡調査した研究から、人生の障害を乗り越えることができた人々とそれに屈した人々を分かつ変数の1つは、支えてくれるサテライトの存在であることが分かっている。自分には味方になってくれる人がいるということを知っていれば、人生の重荷に耐えることはずっと容易になる。2018/05/03
youmaysay
2
困難にめげない人の形質について。やはり先天的な要素も多いようだけれど、自分ではどうにもならないことを嘆くのではなく、自分でコントロールできることに目を向けるのは意識すべきことだろう。2014/11/12
ゆう
2
人生の障壁をトンネルをくぐり抜けるかのようにするりと通り抜けることができる人がトンネラー。何か生じた出来事に対して、どう受け止めるかは人それぞれで、その受け止め方はその人の生き方のようなもの。ただ、その受け止め方によって、その後の展開の差は大きい。問題があって、それを乗り越えられる人と挫折する人。何事も心がけ次第だと言ってしまえばそれまでだが、問題を乗り越えやすくする心がけのヒントになるような内容。ほとんどがこんなケースがあるというような例え話なので、読み物としての好みは別れるかもしれない。2014/04/07
Tatuyuki Suzuki
1
最後のプロローグに全てが書いてありました。自分には残念な本でした。2016/05/08
Takayuki Nishi
1
まあ、あまり目新しくなく、飛ばし読み2016/01/04
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