内容説明
猫を殺したらダメなのに、蚊は殺してもいいの?子どもはみんな哲学者。彼らの投げかける問いには、哲学的な思考がつまっています。ドイツ発白熱哲学教室、日本上陸!
目次
1 子どもと哲学
2 真実と知るということ―本当のことを言っても、どうしてそれが嘘にもなるの?
3 自由と責任―どうしてやりたいことを全部やっちゃいけないの?
4 動物と倫理―どうして猫を洗濯機に入れてはダメなの?
5 公平さ、あるいは正義―リスは木の実を三つしかとらないのに、ライオンが五〇〇個もとるのは公平なの?
6 人間性―人間が二本歩行する毛のない動物じゃないのはなぜ?
7 アイデンティティー―悪い人が今日からすぐにいい人になれるの?
8 幸福―ぬいぐるみを植木鉢に入れられても怒っちゃダメなの?
9 哲学って何?
著者等紹介
ヴァイデンフェルト,ナタリー[ヴァイデンフェルト,ナタリー] [Weidenfeld,Nathalie]
作家、大学講師。2010年よりミュンヘン大学演劇学研究所にて映画理論を教えている。二人の娘の母。ミュンヘン在住
ニーダ=リューメリン,ユリアン[ニーダリューメリン,ユリアン] [Nida‐R¨umelin,Julian]
1954年生まれ。ミュンヘン大学教授。専門は哲学。バイエルン州文化・メディア大臣として文化政策を携わった経験もある。ヨーロッパ科学芸術アカデミー会員。二人の娘の父。ミュンヘン在住
岩佐倫太郎[イワサリンタロウ]
1980年札幌市生まれ。早稲田大学第一文学部演劇映像学科卒業後、ドイツの新聞社にてリサーチアシスタントとして勤務。現在、ドイツ語と英語の通訳と翻訳に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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