内容説明
いま、世界がこのアーティストに夢中だ。その名は、草間彌生。1957年に単身渡米した草間は、無限に広がる“網”の絵画や、数々の裸のハプニングでセンセーションを巻き起こし、いち早く国際的に認められた数少ない日本人アーティストだった。幼い頃より悩まされた幻覚に始まる彼女の創作世界は、自ら見ていた“水玉”という強靱な繰り返しのヴィジョンによって、永遠性と、宇宙ともいえる壮麗さを獲得する。愛、そして生命の不思議―手に取ってみることのかなわぬ神秘を、両手いっぱいにすくって見せてくれる、不世出の天才!本書は、アート史に動脈のように赤々と流れる草間彌生の軌跡である。
目次
単純にして複雑な、草間ワールドの謎。
町中へ飛び出す、カラフルなドット
世界が草間彌生を認める、その理由。
水玉に込められた意味を、解き明かす。
強迫観念に対峙した、「柔らかな彫刻」。誰もが唸った、ハプニングという行為。
この上なく素晴らしい、「鏡」という素材。
大空間や野外へ広がる、3次元のアート
かなわなかった、少女の幸せを求めて。
ひたすら描いた松本時代、才能が萌芽。〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗羊羹
11
初めて出会った草間彌生作品は、GINZA-6の吹き抜けのオブジェでした。白地に赤いドットのかぼちゃ(?)…素敵でした。2001年の作品『ナルシス・シー』無数のステンレス製のミラーボールが浮かび、横浜ランドマークタワーと一体化したような… 黄色に黒いドットのかぼちゃ…好きです。2021/02/27
sawa
7
★★★★☆ この天才と同じ時を生きていることに感謝。町田康のインタビューも。やっぱり好きだ、草間弥生。2011/07/19
あっくん
4
前衛芸術家、草間彌生さんに迫る一冊。多少作品を見た事がある程度ですが、本屋で引き寄せられるように購入。とてつもなくエネルギッシュで魅力的な方…心に対して真っ直ぐで正直なのだなと感じた。正直、突起物のモチーフなどには最初「うっ」となりますが、なぜこれが生まれたか、心に対してこういう乗り越え方もあるのだなって…そちらの驚きの方が強い。2017/01/22
salvador
4
みんな草間彌生が好き。草間彌生も私大好き!それがすごくよくわかり、伝わる一冊でした。死を恐れながら、まだまだパワーが漲る彼女。年齢なんて関係無いですね。2011/12/11
takakomama
3
草間彌生さんの軌跡と作品は、まさに前衛芸術家。パワフルでエネルギッシュで、87歳とは思えません。世界中のコレクターの草間さんへの思い入れも凄い!本文が日本語と英語で書かれているのは、世界に認められいるからでしょう。「草間彌生わが永遠の魂」展は、かぼちゃや水玉、カラフルな絵画など草間ワールド全開。美術館の周りの木々も紅白の水玉の布が巻かれていました。2017/04/30
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