内容説明
夏には、夏野菜を炒め煮したラタトゥイユ。冬はポトフにアンディーブのサラダ。パリ郊外の季節感あふれる暮らしを綴った「フランス・食の歳時記」。
目次
アルティショーの白チーズ詰め
ラディッシュ
レモンケーキ
ココット入り半熟卵、オゼイユソース添え
マテ貝の炒めもの
ウサギのソテ、ローズマリー風味
フレージエ
ブラッシュ風干ダラの炒めもの
川カマスのクネル、ソース添え
リュバルブのタルト〔ほか〕
著者等紹介
稲葉由紀子[イナバユキコ]
1946年生まれ。東京教育大学卒業後、フリーのグラフィック・デザイナーとして『アンアン』や『クロワッサン』など雑誌のレイアウトに携わる。1987年より家族とともにフランスに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei
17
1月から12月まで、月ごとにお勧めの料理とそれを提供してくれるレストラン紹介が書かれた本。とても面白かったです。気取らない地元のリーズナブルなレストランがたくさん載っています。4月のマテ貝、6月のリュバルブのタルトと あんずのタルト、9月の牛肉のタルタルのポワレ、10月の豚足のガレット、12月のトリュフ入り炒り卵、1月の乳飲み豚の丸焼き、が個人的に印象に残りました。農業国だけあって果物と野菜がとても豊富で本当に食べ物がおいしそうでした!2019/04/28
和草(にこぐさ)
12
気負ったフランス料理ではなく、気軽に食べられそうな料理。少し前に頂いたマロンジャムも掲載されていて、冷凍アリゴと共に日本での発売を希望。2019/05/02
バーベナ
5
四季折々の美味しさが詰まっていて、食いしん坊にはたまりません。著者の住む庭に次々と生る果実の話がとても好き。鮮やかな色彩や香りまでも飛んできそう。2012/05/27
ケイティ
3
明後日からパリに行くので急いで読了。ただの美味しいお店ガイドなら山ほどあるけど、これは相当詳しい方でないと書けませんね。旅の参考にと思ったけど、読み物として十分楽しめました。旅先ではあまり旬を意識しなかったので、季節のものをいただけたら素敵だな〜とちょっぴり目線が変わりそうです。2013/04/22
fukura
3
ゆっくり読みたい。そして食べたい~!2012/10/28