メガホリズム―組織に巣食う原罪

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メガホリズム―組織に巣食う原罪

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484102061
  • NDC分類 366.94
  • Cコード C0034

内容説明

「社保庁」「JR西日本」「船場吉兆」「大分県教育委員会」「雪印」「パロマ」等、組織人が起こした事件の症例を組織心理学が読み解く。

目次

第1部 巨大化する組織と交わった人間の病「メガホリズム」(「リーマン・ショック」の元凶は金融界のメガホリックたちだった!;人はなぜ、自ら進んで仮面を被るのだろう?)
第2部 こうして人は「メガホリック」になり、大事件が引き起こされた(社会保険庁におけるメガホリズム―「認知的不協和の合理化」タイプ;JR西日本におけるメガホリズム―「マインドコントロール」タイプ;船場吉兆におけるメガホリズム―「属人思考」タイプ;大分県教育委員会におけるメガホリズム―「過剰学習」タイプ;雪印におけるメガホリズム―「認知バイアス」タイプ;パロマにおけるメガホリズム―「集団思考」タイプ)
第3部 こうすれば「メガホリズム」から回復できる!(内向き・上向きの集団規範ができあがっている組織の場合;ごまかしがまかり通っている組織の場合;マインドコントロール状態にある組織の場合;メンバーが権威に服従している組織の場合;不正が常態化している組織の場合;「慣れ」のあまり、状況の変化に対応できる組織の場合;みんなの意見が一致しまいがちな組織の場合;「内」と「外」の二分法を超えて)

著者等紹介

佐藤眞一[サトウシンイチ]
1956年、東京生まれ。現職、大阪大学大学院人間科学研究科教授、博士(医学)。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程を終え、東京都老人総合研究所研究員、明治学院大学文学部助教授、マックスプランク人口学研究所(ドイツ)上級客員研究員、明治学院大学心理学部教授を経て、現職。日本老年行動科学会会長、日本応用老年学会理事、日本認知症ケア学会評議員、日本色彩環境福祉協会理事等を務める

本多‐ハワード素子[ホンダハワードモトコ]
1965年、東京生まれ。現職、青山学院女子短期大学、江戸川大学、大妻女子大学、非常勤講師、産業カウンセラー、博士(心理学)。東京女子大学文理学部心理学科卒業。日本女子大学大学院人間社会研究科心理学専攻博士後期課程修了。IT企業でプログラマー、科学技術振興機構社会技術研究開発センター嘱託研究員を経て現職。研究領域は、集団と組織の心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ニコ

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★★★★★ 誰もが陥る可能性があることが、具体例と論理的説明でよく分かり、そら恐ろしさを感じた。ただ、予防策、回避策、回復策もきちんと書かれており、good!!2010/05/21

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