宣伝部物語―ヒット広告を生み出す「宣伝部」力の秘密

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484092089
  • NDC分類 674
  • Cコード C0034

内容説明

「これでコケたら目もあてられない」といわれた資生堂TSUBAKI。宇宙人ジョーンズが「はじめは怖かった」サントリーBOSS。「『華麗なる一族』をまるごと…」とも思ったソフトバンクモバイル白戸家。ヒット広告の向こう側には、独自の理念をもった宣伝部の存在がある。広告主が考える“広告”とはなにか。トップ企業の宣伝部が、その秘密を明かす。

目次

第1幕 資生堂―日本の女性は、美しい。(TSUBAKI―はじめに「ことば」があった;初代社長福原信三―資生堂意匠部誕生;山名文夫のイラストレーション―山名が資生堂化するか、資生堂が山名化するか;中村誠の黄金時代―印刷の魔術師と天才たち;資生堂CMの歴史―テレビCMの申し子たち;セルジュ・ルタンスの美の哲学―資生堂、世界に羽ばたく;総論―資生堂広告の向こう側)
第2幕 サントリー―働く男たちの相棒(BOSS―このろくでもない、素晴らしき世界;サントリー、お茶の世界へ―ただ、ただ、ええお茶をつくりたい;寿屋からサントリーへ―やってみなはれ;サントリーのお酒―人間らしく、やりたいナ;サントリーのソフトドリンク―踊る鉄骨娘;総論―サントリー広告の向こう側)
第3幕 ソフトバンクモバイル―予想外な家族(CM好感度ナンバーワン―白戸家の人々;創業者孫正義―ソフトバンクモバイルの誕生;ブランド広告―ロゴマークは語る;ソフトバンクモバイルのグラフィックス―端末と料金サービスで攻める;総論―ソフトバンク広告の向こう側)
第4幕 歴史と分析―不思議、大好き。(時代のターニングポイント―広告がブームになった八〇年代;宣伝部と広告会社―日本の広告)

著者等紹介

せきかわとしいち[セキカワトシイチ]
1967年、福島県生まれ。グラフィックデザイナー兼ディレクター。広告代理店などに勤めた後、1999年、有限会社インターフェイスを設立。広告制作を手がけるほか、自ら情報を発信したいとの想いから、執筆・講演活動などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

2
宣伝は、テレビで行われるようになってその影響力を増大させてきた。時代の流行を作るのは宣伝からであり、そのような宣伝を作るためには企業がうまくバックアップしていくことが大切である。薬事法に抵触しないように作ったものが、逆に良い方向に影響することもある。2010/02/22

maito/まいと

1
同業界の端くれとして、非常に勉強になった1冊。広告は勿論、製品作りを含めたディレクションやクリエイティブにおける各社の仕組みの紹介が大変貴重なので、大企業に所属する方は勿論、所属したい方は必ず読んでおくことをオススメします。ただ、不況やら国内産業の限界、海外への進出に予算カットと、寒々しい話題が多い昨今を思うと、この本で紹介されている黎明期の前向きな姿勢がまぶしく見えますね(笑)2010/10/13

eminome

1
個人的には資生堂の広告への取り組みが興味深かった。ソフトバンクモバイルについては、ある番組で孫社長が「撮影の前日までお父さんが決まっていなくて、俳優をキャスティングするのが難しいので白い犬にした」と言っていたが、白戸家シリーズについてはもう少し詳しく裏側を書いて欲しかった。2010/07/30

tadashi

0
サントリーについて調べていたので読んだ。面白いCMばかり作るねサントリーは。2011/07/11

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