内容説明
「これでコケたら目もあてられない」といわれた資生堂TSUBAKI。宇宙人ジョーンズが「はじめは怖かった」サントリーBOSS。「『華麗なる一族』をまるごと…」とも思ったソフトバンクモバイル白戸家。ヒット広告の向こう側には、独自の理念をもった宣伝部の存在がある。広告主が考える“広告”とはなにか。トップ企業の宣伝部が、その秘密を明かす。
目次
第1幕 資生堂―日本の女性は、美しい。(TSUBAKI―はじめに「ことば」があった;初代社長福原信三―資生堂意匠部誕生;山名文夫のイラストレーション―山名が資生堂化するか、資生堂が山名化するか;中村誠の黄金時代―印刷の魔術師と天才たち;資生堂CMの歴史―テレビCMの申し子たち;セルジュ・ルタンスの美の哲学―資生堂、世界に羽ばたく;総論―資生堂広告の向こう側)
第2幕 サントリー―働く男たちの相棒(BOSS―このろくでもない、素晴らしき世界;サントリー、お茶の世界へ―ただ、ただ、ええお茶をつくりたい;寿屋からサントリーへ―やってみなはれ;サントリーのお酒―人間らしく、やりたいナ;サントリーのソフトドリンク―踊る鉄骨娘;総論―サントリー広告の向こう側)
第3幕 ソフトバンクモバイル―予想外な家族(CM好感度ナンバーワン―白戸家の人々;創業者孫正義―ソフトバンクモバイルの誕生;ブランド広告―ロゴマークは語る;ソフトバンクモバイルのグラフィックス―端末と料金サービスで攻める;総論―ソフトバンク広告の向こう側)
第4幕 歴史と分析―不思議、大好き。(時代のターニングポイント―広告がブームになった八〇年代;宣伝部と広告会社―日本の広告)
著者等紹介
せきかわとしいち[セキカワトシイチ]
1967年、福島県生まれ。グラフィックデザイナー兼ディレクター。広告代理店などに勤めた後、1999年、有限会社インターフェイスを設立。広告制作を手がけるほか、自ら情報を発信したいとの想いから、執筆・講演活動などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
maito/まいと
eminome
tadashi
-
- 和書
- エネミイ 角川文庫