内容説明
あと5キロ痩せれば、幸せになれるのかしら?痩せてる女が美人だって、誰が決めたの?自分のボディに満足できない女たちの秘密に迫る。
目次
第1章 美人の文化史(美とは何か?;いまいましい美 ほか)
第2章 美人の社会心理学(社会化―習慣の力;たたかいの場はボディ ほか)
第3章 美しいボディの創造(美には苦しみがつきもの;鏡と体重計 ほか)
第4章 美人をめぐる神話(美人の経済学;美は役に立つ―美人にはすてきな人生が待っている ほか)
著者等紹介
ポッシュ,ヴァルトラウト[ポッシュ,ヴァルトラウト][Posch,Waltraud]
1972年ハルトベルク(オーストリア)生まれ。幼稚園教諭を経た後、大学では教育学、社会学、マスメディア学を専攻。学位論文(ディプロマ)以降、美の理想およびボディ崇拝に強い関心を寄せている。雑誌および書物に数多くの寄稿があるほか、講演をおこない、ワークショップを主宰している。『なぜそんなに痩せたいの?―「美人」になりたい女の社会心理学』に対して、マリア・シャウマイヤー財団賞が授与された。現在は、オーストリアのグラーツで社会問題にかかわるジャーナリストとして活躍中
渡辺一男[ワタナベカズオ]
1946年神奈川県小田原市生まれ。1970年信州大学卒業。1973年東京都立大学大学院博士課程中退(独文学専攻)。1999年3月まで山形大学に勤務(ドイツ語・ドイツ文化論を担当)した後、オーストリアに移住
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