内容説明
日本沿岸産のヒトデ&クモヒトデを約150種(新称25種)掲載。生態写真を中心に特徴、見分け方、生態、分布など詳しく解説。ユニークな生態、不思議な現象などの興味深いコラムを満載。
目次
ヒトデ類(モミジガイ目;アカヒトデ目;ニチリンヒトデ目;ルソンヒトデ目;マヒトデ目)
クモヒトデ類(カワクモヒトデ目;クモヒトデ目)
著者等紹介
佐波征機[サバマサキ]
1942年、東京に生まれる。三重大学学芸学部卒業。三重大学大学院生物資源学研究科博士後期課程中退。1964年4月~2002年3月まで三重県立尾鷲、松阪、伊勢、久居の各高等学校に生物科教諭として勤務。現在、国立科学博物館による相模湾調査プロジェクトに参加、棘皮動物班の一員としてヒトデ類を担当
入村精一[イリムラセイイチ]
1932年、東京に生まれる。東京水産大学増殖科卒業。川崎市立玉川中学校、横浜市立戸塚高等学校教諭、日本女子大学付属高等学校講師として勤務。現在は麻布科学実験教室講師。水産学博士。クモヒトデ類の分類、生態の研究を続け、現在も国立科学博物館の藤田博士と共同研究中
楚山勇[ソヤマイサム]
1945年、新潟県に生まれる。水中生物写真家。1974~82年、国立科学博物館の資料委員を勤め、1979年にはミクロネシア(パラオ諸島)周辺の生物資料調査に同行する。現在は無脊椎動物を専門に撮影、1万種を目指している
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感想・レビュー
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レイス
2
生態を知りたかったのに写真が多い本を手に取り失敗。だけど、そのシュールな姿形は宇宙人みたいで楽しい。脳がないのが残念だ。ヒトデはみな星型かと思えば10本以上腕を持つ種類もいて驚きだった。オニヒトデ、タコヒトデ、テヅルモヅル。クモヒトデなんか毛虫が五匹合体したみたいで、こんなのが手に絡みついたら悲鳴を上げそうだ。2024/06/07
★★utaaaaaaaako★★
1
愛用図鑑
Yasuaki Miyamoto
0
大人になっても1cmに満たないヒトデがいることを初めて知りました。岩の裏などに隠れているとのことですが、拡大してみると結構綺麗な模様なのです。今度探してみようかな。2011/12/04
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- 和書
- くらくてふかいもりのおく