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リヒテル

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  • サイズ A5判/ページ数 600p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480885128
  • NDC分類 762.38
  • Cコード C0073

内容説明

父親の銃殺、母の逃亡、名教授ネイガウスとの運命的な出会い、西側への衝撃的デビュー―荒れ狂う時代の波の中から世界へ飛翔した巨匠の感動の生涯。25年にわたって綴られた貴重な「音楽をめぐる手帳」を初めて公開。

目次

ありのままのリヒテル(幼年;オデッサでの1930年代;ゲンリフ・ネイガウス;戦争の時代 ほか)
音楽をめぐる手帳
付録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピエロ

2
「Richter」名が示すのは音楽の答え。モンサンジョン=リヒテルによる伝記は200p余りだが、後を埋める300pばかりのリヒテルの日記とも覚書とも取れる言葉はピアノを弾くが如く容赦なく辛辣に奏でられる。演劇に携わる私が心引かれた一文は日記の始めの箇所「自分の録音を聴くとがっかりする。予想した通りの音にしか出会えぬからだ。何の新鮮さも、予想外なことも味わえぬつまらなさ……。」という言葉。一回性に捧げられた音楽の態度と演劇の一回性の演技がそのまま生かされる姿を感じる。2011/02/13

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