内容説明
上手にしっかりけじめをつけることで子どもは親のメッセージを真剣に受け止め、どうすべきか理解します。叱るつもりがどなりがち、諭すつもりが飲まれがち、全米のそんな親たちが救われた子育て法は単・純・明・快。
目次
言うことをきかない子を理解する
言うことをきかない子はルールをどう学ぶか
親はどのようにルールを教えるか
けじめをしっかりつけていますか
コミュニケーションの悪循環に気づく
はっきりと言葉で伝えるコツ
親子ゲンカを始めないコツ
自分のやったことの結果を経験させる
子どもをやる気にさせるには
社会性が育つスキルを教える
すぐに変わるのでしょうか
著者等紹介
マッケンジー,ロバート・J.[マッケンジー,ロバートJ.][MacKenzie,Robert J.]
教育心理学者・親や教員の教育アドバイザーであり、アメリカで25年以上にわたり子どもの学習や行動の問題の解決に当たった経験から編み出した教育プログラム「Setting Limits Program」の提唱者。育児雑誌や女性誌に寄稿するほか、セミナーやワークショップでも活躍
森かほり[モリカホリ]
翻訳家。1968年、岐阜生まれ。大阪女学院短期大学、米国ノースセントラルカレッジ、バベル翻訳大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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エミ
1
ほめ育ての文献として見つけた本。褒めるというよりは、叱るほうに焦点が当たっているが、最低限の叱り方で正しく子どもを誘導するにはどうすべきかということが書かれています。褒めて育て、なるべく叱らなくて済むようにするのは重要だけれど、まったく叱らず育てることはできないはず。そんなきにいかに少なく、信頼関係を崩さないように、怒るのではなく叱る、その大事さを感じました。2023/04/30
トミー
1
子供が3歳くらいの時、まだ、うまく意志疎通ができない時に必要と思って読んだ本。よく言われる「怒る」と「叱る」は違うものであり、うまく「叱る」にはどうすればよいのかを学んだ本。 ●叱り方のポイント ・難しい言葉は使わず、わかりやすい言葉でしっかりと伝えたいメッセージを伝える ・「~しなさい」と言い切るのは、一番よくない ・子供が反抗したら、2択で提案し、子供に選択させる ・けんかの時は、「困った行動は何なのか」「そこから教えたいことは何なのか」をしっかりと言葉で伝える。2020/03/22
あきは
0
お母さんになったときのために勉強しとこうと思って読んだ。頭ではわかっているけどお互い毎日一緒にいたらそれぞれいろんな感情がうまれるから難しいだろうなぁ、、出産したことない私からしたら未知の世界。でもいっぱいいっぱいになったときにこの本を読んだら参考になるのかも。自分の教育方針とこの本の伝えようとしていることが合えばすごく助けてくれそう2015/06/08
olive
0
翻訳本だけど、参考になりました。2013/07/20
ルーファー
0
Setting Limits Program2010/09/11
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