出版社内容情報
『愛の不時着』『梨泰院クラス』『私の解放日誌』etc.コロナ禍をきっかけに韓国ドラマにハマった作家が、その多様な面白さを作家ならではの視点で綴る。
内容説明
韓国ドラマは、いのちは救えなくてもたましいを救う何かを、ひたすらに信じている。愛の不時着、梨泰院クラス、私の解放日誌etc.コロナ禍をきっかけに韓国ドラマにハマった作家が、その多様でひとを惹きつけてやまない面白さを、作家ならではの視点で読み解く。興奮や衝撃がじかに伝わってくる迫真の韓国ドラマ入門!PR誌「ちくま」好評連載、待望の書籍化。
目次
つれづれなるままに
恋愛ドラマの、恋愛以外
シーズン2を待ちながら
身の危険を感じるやめられなさ
アンチではないエイジング
何かしなければ何も変わらない
悪役が極悪であることで救われる
カルト宗教というジャンル
島の歴史と、今を生きる人たち
ヨンウとモクハが私を励ます
財閥というジャンル
過去の伝えかたとしての娯楽作品
過去の伝えかたとしての娯楽作品・2
「ハマる」とはこういうことか
ソル・ギョング度と、彼の主演ドラマについて
私の好きなドラマ
韓国版『紙の月』あれこれ
著者等紹介
角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。90年「幸福な遊戯」でデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、07年『八日目の〓』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『かなたの子』で泉鏡花文学賞、また『紙の月』で柴田錬三郎賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、21年『源氏物語』の完全新訳で読売文学賞、25年『方舟を燃やす』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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