出版社内容情報
染色家・柚木沙弥郎の決定版作品集。自ら日本民藝館に寄贈した新旧約90点の作品を、ヨーロッパの古家具などとともに撮影・収録。
柚木 沙弥郎[ユノキ サミロウ]
著・文・その他
内容説明
染色の第一人者による決定版自選作品集。
目次
この本を手に取るすべての人へ(柚木沙弥郎)
観て考える柚木沙弥郎の染色(松井健)
編集にあたって(月森俊文)
柚木沙弥郎の型紙作り
中込理晴の染め作業
柚木沙弥郎年譜
図版目録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
47
何度も何度もページを繰り写真を眺めてしまう。柚木氏の型染布、調度品、建具、塀、家屋、光…。かちかちになっている心に染みてくるようだ。喜びや笑い、活き活きとした生命力、柚木氏の作品を眺めていると、自然と躍り上がったり跳ね上がったりしたくなる。心が生き返ってくる。柚木氏のだけではなく、ポスターに文章に30年以上前に行った静岡の芹沢啓介美術館や鎌倉山の棟方志功美術館を思い出す。あの迫力、あの静けさ。そうか、日本民藝館は本郷にあるのか。もうすぐ帰省できるようになったらどうしても行きたい。2021/09/26
アルラ
27
柳宗悦先生や芹沢銈介先生は有名だが、日曜美術館で柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)先生の作品と創作の様子を拝見するまで恥ずかしながら全く存じ上げなかった。96歳にしてまだまだ意欲は衰えず、毎日様々な色彩の模様のアイデアを楽しそうに制作されていた。ワタクシはこれまで出会った民藝作品からは重厚とかかたいイメージを感じていた。けれど、柚木先生の色や模様はとても軽やかでシンプルなもの、シックで落ち着きがあるもの、ポップでリズミカルなもの、ダイナミックでパワーを感じるものとか全く自由な発想で眺めていて楽しくなる。(続く)2018/07/14
ochatomo
19
「夜の絵」で高名な方と知った 日本民藝館は柚木(ゆうき)氏の『一生を貫く根っこ』 この本で『柳先生が民藝館を作ることでわれわれに投げかけた提案に対する答え、“私はこういうふうに考えました”という答えをお返しする』 『絵画を煎じつめたものが模様じゃないでしょうか』『模様を生み出すにはうれしくなるよりしょうがない』と述べられる 型紙の工程写真があり見ると体力と時間がいりそうだ 初絵本は72歳、高齢になられて小さなものに移られたのではなかろうか おかげで“生き生きとした美”に出会えた おすすめ 2018刊 2021/08/28
遠い日
16
恥ずかしながら、染色家としてより、絵本の画家として柚木さんの絵に親しんできたわたし。今般、その作品を拝見して、その力強いデザイン性と大胆な色とに魅了されました。日本民藝館、訪れてみたいです。2018/07/11
柚木あんづ🍉
7
『柚木沙弥郎のことば』を読んで以来、ちょっとした柚木沙弥郎先生ブームです。この本は2018年発行なので少し情報が古いかもしれませんが、やっぱりどの作品も素敵です。生活風景と作品と光。色が鮮やかで、どこか懐かしく愛おしい。今年99歳。「ツバメのうた」とか「メキシコ人物」なんて可愛らしいデザインもあるし、「いのちの旗じるし」なんてハッとさせられるタイトルのものもある。雑貨好きは、グッとくる人多いのでは。いつか作品を拝みに、展覧会に行きたい…。絵本もあるようなので、そちらも読んでみたいと思います。2021/03/28
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