内容説明
京都の呉服商の娘として生まれ、自由民権運動と出会い、「女演説」で評判となるも、集会条例違反で逮捕。その後、元自由党副総理・中島信行と結婚し女子教育にも携わった岸田俊子の波瀾万丈の生涯を、さまざまな脇役の目を通して描く評伝小説。東京遷都後の京都や、各地の自由民権運動、国会開設前後の東京など、時代の息吹を生き生きと伝える。文庫化にあたり詳細な注を付した。
著者等紹介
西川祐子[ニシカワユウコ]
1937年、東京に生まれる。66年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。元京都文教大学教授。日本とフランス近現代文学研究、女性史、ジェンダー論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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