ムンダネウム

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  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480873606
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0052

出版社内容情報

代建築の巨匠ル・コルビュジエが設計した文化都市「ムンダネウム」。その中心には巨大美術館が計画されていた。幻のプロジェクトの真実が、いま明かされる。

内容説明

幻の世界都市「ムンダネウム」計画の理念を説き、モダニズムが見た夢を伝える、貴重な資料でありながら、ほとんどその存在を知られてこなかった著作、待望の邦訳刊行。詳細な解説付。

目次

1 ムンダネウム概要(ポール・オトレ)
2 建築プロジェクト(ル・コルビュジエ)
3 結論
4 計画図面

著者等紹介

コルビュジエ,ル[コルビュジエ,ル][Corbusier,Le]
1887年10月6日、スイス・ラ・ショー=ド=フォン生まれ。スイスの美術学校で教育を受けたのち、パリを中心に設計活動を展開する。1928年に創始された国際的な近代建築会議CIAMでは、ヴァルター・グロピウス、ミース・ファン・デル・ローエらとともに、中心メンバーとして活躍した。1965年8月27日没

オトレ,ポール[オトレ,ポール][Otlet,Paul]
1868年、ベルギー・ブリュッセル生まれ。図書分類法「国際十進分類法」を考案し、「世界書誌総覧」を作成する。また国際連盟創設に貢献、国際団体連合と「世界宮殿」を組織。「ムンダネウム」をル・コルビュジエらと計画、博物館ネットワークの構想などにより、今日の情報学の基礎を築いた。1944年没

山名善之[ヤマナヨシユキ]
1966年東京都生まれ。パリ大学パンテオン・ソルボンヌ校博士課程修了。現在、東京理科大学准教授。フランス政府公認建築家dplg,phD.

桑田光平[クワダコウヘイ]
1974年生まれ。現在、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」特任研究員。専攻、フランス文学・美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ntym

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ムンダネウムは面白いコンセプトだと思いました。今の時代でも未だできていないでしょう。それとも、コンセプトを実現する理由がもう無いのかもしれません。2009/12/24

のの

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オトレの文化都市ムンダネウム案とその案にあわせたコルビジェの設計計画、それと解説。 コルビジェの無限成長美術館のはしり。 オトレの案は美術館・図書館・大学・研究所・学術団体をまとめて設計しようとし、とりわけ図書館(文書館の機能も含む)を中心にしていたようだ。 細かい分類や設定は時代を感じるし(優性学とか!)、もはや場所にとらわれるという点では今に当てはまらないものの、機関の連携とその有用制を説くものとして興味深い。 コルビジェの方が有名だから仕方ないが、オトレにより焦点を当てたものが読みたいな。2010/01/08

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