内容説明
“見えざるもの”の現実世界への顕現―その瞬間の戦慄と魅惑!シェイクスピアを中心とする研究・翻訳そして演出の現場から探究する発見と洞察にみちた演劇論集成。
目次
序章 彼方からの声(彼方からの声;彼方の光―太田省吾氏の新作を見て ほか)
第1部 演劇・祭祀・宇宙(見えざるものの顕現―劇的なるものの定義についての覚書き;シェイクスピア喜劇における「発見」 ほか)
第2部 演技・演出・社会(日本語で『リア王』を演出する;「解釈」と演出―分析のブラックホール ほか)
第3部 講演録(シェイクスピアと「語り」―演出の経験を手がかりとして;シェイクスピアと「語り」(補遺) ほか)
著者等紹介
安西徹雄[アンザイテツオ]
1933年、愛媛県松山市に生まれる。愛媛大学文理学部卒業。上智大学大学院文学研究科博士課程修了。英国バーミンガム大学シェイクスピア研究所留学。現在、上智大学文学部英文科教授。シェイクスピアを中心として英文学の研究・教育にあたる一方、演劇集団「円」を拠点に演出を手がける
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