リュミエール叢書<br> 『市民ケーン』、すべて真実

リュミエール叢書
『市民ケーン』、すべて真実

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  • サイズ A5判/ページ数 247,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784480873019
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0074

内容説明

映画史上ベストワンの傑作はどのように誕生したか。撮影のグレッグ・トーランド、美術のペリー・ファーガソン等々、各ジャンルの優れた人材がウェルズの野心的な要求に応えて実現した画期的な共同作業の過程を明らかにする。

目次

第1章 『闇の奥』
第2章 誰が脚本を書いたのか?―ウェルズとハーマン・マンキウィッツ
第3章 映画セットの魔法と芸術―知られざる天才ペリー・ファーガソン
第4章 グレッグ・トーランドと映画撮影技術の革命
第5章 ウェルズの映画魔術の完成
第6章 『偉大なるアンバーソン家の人々』の命運

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

4
色々と論評されている名作「市民ケーン」の製作過程を一時資料を駆使して、客観的に検証した一冊。映画というのは集団作業であり、大作になればなるほど、監督一人だけで何でも出来るわけではない事がわかる。この作品に関しては、構成脚本家(監督ウェルズの構想を予算の裏づけのある構成にする)、美術監督(ウェルズの構想を具体化)、撮影監督(映像の構成)等の力がなければ作品は違ったものになったはず。他にはザナドゥの暗い邸内の理由(予算不足で作れないところを隠す)や、エル・ランチョの大胆なカメラワークの解説等、読みどころ多し2018/07/24

hata2

0
20年以上作品を見直していないので、解説されているシーンがどういうシーンだったか思い出せない場合が多い。見直した後から読み直す方が理解度が増すと思う。2012/02/05

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