内容説明
フランスの生んだ世紀のピアニスト・コルトーの高弟として偉大な足跡を残した名女流タリアフェロが完成した奇跡のテクニック―詩的香気あふれる、イメージへの基本をわかりやすく解説する。
目次
序章 ピアノの詩人になるために
第1章 驚異のテクニックへの準備
第2章 美しい音へのすわり方
第3章 透明な音を出すヒント
第4章 ダイナミックな演奏のために
第5章 より高度なテクニックにむけて
終章 しあげはバッハで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KT
4
ピアノが好きなのに、思うように弾けない自分が相当嫌になってきたので、ここいらで基礎からやり直そう、ピアノへの向かい方を見直そうと思い、本書を図書館で借りてみました。いわゆる特効薬的な本では全くないですが、なるほど確かに大事な事が沢山書いてありました。このとおり根気強く練習すれば、きっと上達するんだろうな…。この手の本は本書が初めてなので、他書と比べて良いのかは分かりません。これから他にもこういった本を読んでみようと思います。2015/01/13
カティサーク
4
とても勉強になりました。手先の技巧に集中するあまり、演奏後・練習中に疲れるな・・・と思いこの本を読みましたが、あらためて脱力の大切さを認識。ピアノを弾く体の準備、呼吸やストレッチなどピアノを負担少なく演奏する工夫がたくさんのってます。全部一気に取り入れるのは難しいですが、やれる事からとりいれてみよう。2013/10/21
ao*
2
厚さはないですが、タッチ・姿勢のことなど、まさに知りたかったこと。実用的で、文体も読みやすく美しいです。2010/09/13
hr
1
随分前に読んだこれを取り出して、ササっと目を通してピアノの練習。2017/12/02
kyobei
0
30 年前に購入し読んだ本を再読。基本にもどって練習しよう。伝えるために奏でる技術を身に着けたい。2020/11/08