出版社内容情報
命あるものの殺生に関し、人間とそれ以外の生物を区別することをどう考えたらいいのか。区別すべきでないとする脱人間中心主義を検証し、それとは別の道を示す。
内容説明
「動物を殺すな。食べてもいけない」を手がかりに、人間とそれ以外の命あるものの殺生をめぐり、広く深く考察。言えることを極限まで突きつめた、渾身の書!
目次
第1章 人命の特別を言わず/言う(脱人間中心主義と称する主張;批判 ほか)
第2章 殺すことを認めたうえで人殺しを否定する(殺し食べる;それにしても ほか)
第3章 世界があり恐怖するから慎重になる(世界がある・恐怖する;そうして二つの術に応じる)
第4章 高めず、認める(「現代思想」は使えるか;人間的なもの ほか)
著者等紹介
立岩真也[タテイワシンヤ]
1960年生まれ。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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