出版社内容情報
ローマ帝国の煉瓦職人からストラディヴァリの製作現場まで、近代が忘却したクラフツマンシップの由来をたずね、その意味を問い直す。
リチャード・セネット[リチャードセネット]
高橋 勇夫[タカハシ イサオ]
内容説明
“ホモ・ファーベルhomo faber(作る人)”の社会学。ローマ帝国の煉瓦職人から名器ストラディヴァリウスの作業場まで、近代世界が忘却したクラフツマンシップ(職人的技能)の由来と本質をたずね、その現代的意味を問い直す。
目次
自分自身の製作者としての人間
第1部 クラフツマンたち(悩めるクラフツマン;作業場;機械;物質への意識)
第2部 クラフト(手;表現力の豊かな指示;道具を目覚めさせる;抵抗と曖昧)
第3部 クラフツマンシップ(品質にこだわる作業;能力)
哲学の作業場
著者等紹介
セネット,リチャード[セネット,リチャード] [Sennett,Richard]
社会学者・作家。1943年、シカゴ生まれ。リースマン、エリクソンらに師事し、20代半ばから都市論などを発表し注目を浴びる。73年よりニューヨーク大学教授を務め、同大学人文学研究所を設立。現在はマサチューセッツ工科大学(MIT)およびロンドン経済学校(LSE)教授としてロンドン在住
高橋勇夫[タカハシイサオ]
1953年、岩手県生まれ。東京大学文学部英文科卒業。専修大学教授。日本近現代文学、現代アメリカ文学、現代英米思想専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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