患者追放―行き場を失う老人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480863492
  • NDC分類 498.04
  • Cコード C0036

内容説明

病院に入院を拒まれたり、治療を拒否される老人が急増している。老人や重症患者をとりまく環境はなぜ激変したのか。「健康でないかぎり淘汰されるいのち」の時代のはじまりなのか。

目次

第1章 老いをみる(母をみとって;あいまいな生死 ほか)
第2章 いま現場で(なぜこの人たちが在宅に?;ある投稿―重症患者の受け皿がない ほか)
第3章 死を誘う(殺し合う老人たち;ルビコンを渡る ほか)
終章 国民健康運動(健康が「国民の責務」になった;健康の政治 ほか)

著者等紹介

向井承子[ムカイショウコ]
1939年生れ。北海道大学法学部卒。北海道庁勤務後、婦人団体機関紙編集者などを経て、現在ノンフィクション・ライター。医療を中心としたテーマを執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。