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反ユダヤ主義の歴史〈3〉ヴォルテールからヴァーグナーまで

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  • サイズ A5判/ページ数 728p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480861238
  • NDC分類 316.88
  • Cコード C0022

内容説明

イギリス理神論者、およびモンテスキュー、ヴォルテール、ルソー等フランス啓蒙思想家たちのユダヤ観を克明に検証、人権宣言による解放の流れから、マルクスをへて巨魁ヴァーグナーに至る近代史の巨大なうねりを描いた反ユダヤ主義通史。ヨーロッパ学・人種差別研究に、強烈なインパクトを与える記念碑的名著。

目次

プロローグ(十八世紀ヨーロッパにおけるユダヤ人の状況;アメリカ合衆国 ほか)
第1書 啓蒙の世紀(イギリス理神論者たち;啓蒙のフランス ほか)
第2書 解放(解放;解放の余波)
第3書 人種差別主義の反動(イギリス;フランス ほか)

著者等紹介

ポリアコフ,レオン[ポリアコフ,レオン][Poliakov,L´eon]
1910‐97。帝政ロシア出身、フランス語表現の歴史家。ナチス・ドイツ占領下のフランスに亡命。ユダヤ人として生きるという極限体験から発して歴史学に向かう。戦後、ニュルンベルク国際軍事法廷フランス代表団の史料鑑定士、「現代ユダヤ資料センター」所員を経て、CNRS(国立科学研究センター)研究指導員。ドイツ第三帝国史、反ユダヤ主義、人種差別と人間科学、全体主義をめぐる著作多数(既訳書に、アーリア主義研究会訳『アーリア神話』、法政大学出版局)。社会科学高等研究院における彼のセミネール、ならびにスリジー=ラ=サールで彼が主宰した国際シンポジウムからは多くの若手研究者が巣立ち、今日なお、学術誌『人類』を中心に旺盛な研究活動を展開している

菅野賢治[カンノケンジ]
1962年生まれ。パリ第10(ナンテール)大学博士課程修了。東京都立大学(旧制度)人文学部助教授(フランス語フランス文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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