空間の行間

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  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480860668
  • NDC分類 521.04
  • Cコード C0052

出版社内容情報

伊勢神宮と『古事記伝』、安土城と『日本史』など、時代を代表する建築と文芸をつき合わせ、その間にひそむ事柄を探る。異色かつ贅沢な13の対談で読む日本文化史の新しい視座。

内容説明

西芳寺『狂雲集』、当麻寺『死者の書』、三輪山『万葉集の精神』…異色かつ贅沢な対談で読む日本文化史の新しい視座。

目次

東大寺南大門と『明月記』
西芳寺と『狂雲集』
孤篷庵と朱舜水・隠元
伊勢神宮と『古事記伝』
当麻寺と『死者の書』
三輪山と『万葉集の精神』
広島平和記念会館と『「いき」の構造』
無鄰庵と『五重塔』
厳島神社と『平家物語』
安土城と『日本史』
角屋と近松門左衛門
「お祭り広場」と三島由紀夫
ヴェネツィア・ビエンナーレ「亀裂」と村上春樹

著者等紹介

磯崎新[イソザキアラタ]
1931年生まれ。東京大学数物系大学院建築学博士課程修了。磯崎新アトリエ代表者。建築活動のみならず、思想・美術・デザイン・文化論など、その活動の領域は深く広い。また多くの国政的なコンペの審査員やシンポジウムの議長もつとめる。建築作品に「大分県立図書館」、「群馬県立近代美術館」、「なら一〇〇年会館」、「ロスアンジェルス現代美術館」など

福田和也[フクダカズヤ]
1960年生まれ。慶応義塾大学文学部仏文科卒業、同大学院修了。現在同大学環境情報学部助教授。『奇妙な廃墟』を発表以降、文芸評論を中心に刺激的な執筆活動を展開。1993年の『日本の家郷』で三島由紀夫賞、1995年の『甘美な人生』で平林たい子賞を受賞
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