和解と精神医学―「病むこと・癒すこと」の構造

和解と精神医学―「病むこと・癒すこと」の構造

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784480860286
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0047

内容説明

心の病いとは、世界(汝との関係、および集団)との対立の中で親和的関係を喪失した自己が、自己身体との対立を媒介として〈いま、ここに〉生きることを消失した状態である。本書は親和的関係の回復をめざす治療医学。

目次

人間関係の破綻と精神病(「病気=病い」とは何か;いま、ここに生きていることとしての生;「治療・癒す・治る」とは何か ほか)
躁うつ病と我執(「躁うつ病」は人間的な病いである;いわゆる「病前性格」について;発病の構造について;病態の構造;「治る」とは何か)
「精神分裂病」とは何だろうか(「精神分裂病」発病の三段階;精神分裂病の古典的分類;「不治」の神話の解体に向けて;「精神分裂病」が治るとはどういうことか;「治る」ことの意味;医療従事者・家族・社会が協力し、患者とともに変わること;「聖」と「俗」の対話としての「治療」 ほか)

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