出版社内容情報
日本近代史の舞台を旅し、その土地に沁み込んだ、今は亡き人々が発する無音の声に耳を傾ける歴史エッセイ。日本をあらためて「知る」、その悦びに満ちた傑作紀行
内容説明
日本近代史の舞台となった土地を旅し、重層的な歴史について思索をめぐらせる歴史エッセイ。日本を「知る」、その悦びに満ちた傑作紀行。
目次
伊那谷から中山道へ出る
笛吹川から富士川沿いに身延山へ
米沢から福島市を通り半田銀山跡を歩く
津山から柵原鉱山、智頭宿をぬけて岩井温泉へ
福崎、養父を経て生野銀山へ
河北町から北の尾花沢を訪ね山寺へ
金銀の島、流謫の島、佐渡の霊気にふれる
阿仁・尾去沢・小坂から十和田湖に出て五所川原へ
協和町鉱山跡から院内を歩き、湯沢温泉郷で休む
日立から水戸、内原を通り袋田温泉へ〔ほか〕
著者等紹介
猪木武徳[イノキタケノリ]
1945年生まれ。経済学者。京都大学経済学部卒業。米国マサチューセッツ工科大学大学院修了。大阪大学経済学部長を経て、大阪大学名誉教授。2002年より国際日本文化研究センター教授。2008年、同所長。2007年から2008年まで日本経済学会会長。2012年4月から16年3月まで青山学院大学特任教授。主な著書に、『経済思想』(岩波書店、サントリー学芸賞・日経・経済図書文化賞)、『自由と秩序』(中公叢書、読売・吉野作造賞)、『文芸にあらわれた日本の近代』(有斐閣、桑原武夫学芸賞)、『戦後世界経済史』(中公新書)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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