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内容説明
遠野物語を読み解くための事典。初版本・初公開の毛筆草稿本収載。
目次
物語の舞台
神の始
山人
神隠し
母殺し
乙爺
オシラサマ
コンセサマ
ザシキワラシ
孫左衛門家の盛衰〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
16
遠野物語は多くの出版社から出ていて、例えば大和書房版が谷川健一の解説で注釈も充実している。それにしても民俗学的な解釈が中心だ。この本は、それらとは一線を画し、登場人物や建物が実在したかどうかの裏付け調査(系図まである)、オシラサマが遠野のどこに何体あるか、その神格はどうか等実物にあたった調査、柳田の記録した伝承を古老から聞き取って比較するなど、まさに生きられた遠野物語が語られる。勿論遠野史など文献も猟渉されていて、これだけのものを市役所職員や高校教師などの遠野在住の団体が完成させたことに驚嘆。お薦め■962014/01/26
てつこ
0
前々から興味のあった遠野物語。遠野に息づいていた伝承や文化を生き生きと描いている。オシラサマなどの地域密着の独特?な信仰が面白い。注釈も詳細に書かれていて良かった。物語に出てくる人の経歴や家系を記したり、地名の正誤だったりその他諸々、物語に出てくる要素のコレクトネスチェックみたいな感じで労力が偲ばれる。2021/03/07
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