日露関係とサハリン島―幕末明治初年の領土問題

日露関係とサハリン島―幕末明治初年の領土問題

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  • サイズ A5判/ページ数 280,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480856685
  • NDC分類 319.103
  • Cコード C1021

内容説明

サハリン島の領土問題をめぐり、膨大な原史料を駆使し、史実を明らかにする初の本格的北方関係史。

目次

序章 サハリン島と周辺諸国
第1章 サハリン問題の発端
第2章 「界を分たず是迄仕来之通」
第3章 島上分界か全島領有か
第4章 「両国の所領」
第5章 明治新政府とサハリン問題
第6章 サハリン問題の終焉
終章 交換条約の余波

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hakodadi

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松浦武四郎の事績を調べている途中で、偶然手にしたこの本「日ロ関係とサハリン島」に感動。 かなり分厚い学術書なのだが、体系的な著作の極めて少ない、徳川幕府中期から明治までの日本とサハリン(樺太)の関わりを論じた好著。日本政府・外務省の公式見解ではいまだに「帰属未定」とされるサハリンに関わる日本とロシアの交渉と対立の歴史がつづられている。 1854年に勃発したロシア皇帝からのの「サハリン占領」計画とそれへの対応(軍事衝突一歩手前)明治初期の「樺太・千島交換条約」交渉の舞台裏。さながら良質のミステリー小説だ。2011/03/24

紙魚

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ムラビヨフの言いがかりに憤りました。日露和親条約から千島樺太交換条約にいたるまでの交渉に詳しく、当時の日本をとりまく国際状況にもつぶさに述べられています。2008/12/05

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