中国の鬼―魁星樓余聞

中国の鬼―魁星樓余聞

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  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480854803
  • NDC分類 222.004
  • Cコード C0022

内容説明

西域との通商をめぐる陰惨な宮廷秘話・鬼気せまる墓陵盗掘など中国の近現代の数奇な世界を興味深く探策する名エツセイ35篇。

目次

1 中国の鬼(長沙の猿;猿をつれた男;異邦人たち;からくり;嫉妬;擲銭;宮廷の秘密 ほか)
2 北海の岸辺で(ヴィクトル・スガランのこと;李さんの酒瓶から;アディス卿を悼む;劉氏との朝;北海の岸辺で;松江まいり;中国の香 ほか)
3 荷李活道から(ある明人の見た日本;宝物;国璽;荷李活道から;大晦日の雨;萍華(ピンホア)のこと
遙かなるビルマの古都
宋滅ぶ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツキ

10
中国の古今について書いたエッセイ集。第一部はテーマごとに風変わりな逸話をまとめたもの、第二部は著者と交流のあった人々や中国の文化について、第三部は中国の歴史や品々について。変わった話を読むのが好きなので第一部は面白かった(銭投げで水族をやっつけた武官妻の逸話が好き)が、以降は興味を引かれるところが少なかった。知識人の家庭で育った萍華(ピンホア)が文化革命を語る話が恐ろしい。SF小説「三体I」の文化革命のシーンを思い出した。2024/12/08

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