出版社内容情報
フィンランドの「童話の女王」アンニ・スヴァンの作品集。民話的なファンタジーと、現実の風景や暮らしを融合させた童話は、およそ百年前から人びとに親しまれてきました。春をむかえにいくお話、妖精や魔物の登場するお話、ドラマチックな愛のお語など、色とりどりの13編をえりすぐり、美しい挿絵とともに紹介します。
内容説明
フィンランドで「童話の女王」とよばれるアンニ・スヴァンの作品集。春をむかえにいくお話、妖精やおそろしい魔物の登場するお話、ドラマチックな愛のお話など、およそ百年前から人びとに親しまれてきた色とりどりの13編をおさめます。小学3・4年以上。
著者等紹介
スヴァン,アンニ[スヴァン,アンニ] [Swan,Anni]
1875‐1958。フィンランドのヘルシンキ生まれ。1901年に最初の童話集を発表。支配階級の使うスウェーデン語ではなく、民衆のことばであるフィンランド語による児童文学の基礎をきずき、その後も数多くの作品を書いた。3人の息子を育てながら、教師をつとめ、子ども向けの雑誌を編集、翻訳も手がける。没後、その業績をたたえ、すぐれた児童文学作品に贈られるアンニ・スヴァン賞が創設された
コイヴ,ルドルフ[コイヴ,ルドルフ] [Koivu,Rudolf]
1890‐1946。10歳あまりで両親を亡くし、おじ、祖母の家で育つ。ヘルシンキで女性教師の一家と暮らし、絵の才能を見いだされ、フィンランド芸術協会の美術学校で絵画を学ぶ。1910年代から晩年まで、雑誌や書籍など子ども向けの出版物を中心に数多くの本に挿絵を描いた。没後、すぐれた挿絵に贈られるルドルフ・コイヴ賞が創設された
古市真由美[フルイチマユミ]
フィンランド文学翻訳家。東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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