エマニュエル・トッドの思考地図

個数:
電子版価格
¥1,485
  • 電書あり

エマニュエル・トッドの思考地図

  • ウェブストアに107冊在庫がございます。(2024年04月26日 12時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480847539
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0020

出版社内容情報

時代の趨勢を見極め、その先を見通す知性をいかにして獲得するか。現代を代表する論客が、自身の思考の極意を世界で初めて語りつくす。完全日本語オリジナル。

内容説明

「私が何かについて考える際の軸となっているものは、一つはデータであり、もう一つは歴史です」―。これまで、イギリスのEU離脱、リーマン・ショック、ソ連崩壊など数々の予測を的中させてきた、現代を代表する知性、エマニュエル・トッド。なぜ彼だけが時代の潮流を的確に見定め、その行く末を言い当てることができたのか。混迷の時代を見通す真の思考とはいかなるものか。そのすべてを世界で初めて語り明かす。完全日本語オリジナル。

目次

序章 思考の出発点
1 入力―脳をデータバンク化せよ
2 対象―社会とは人間である
3 創造―着想は事実から生まれる
4 視点―ルーティンの外に出る
5 分析―現実をどう切り取るか
6 出力―書くことと話すこと
7 倫理―批判にどう対峙するか
8 未来―予測とは芸術的な行為である

著者等紹介

トッド,エマニュエル[トッド,エマニュエル] [Todd,Emmanuel]
1951年フランス生まれ。歴史人口学者。パリ政治学院修了、ケンブリッジ大学歴史学博士。家族制度や識字率、出生率などにもとづき、現代政治や国際社会を独自の視点から分析、ソ連崩壊やリーマン・ショック、イギリスのEU離脱などを予見したことで広く知られる

大野舞[オオノマイ]
1983年生まれ。フランス・バカロレア取得。慶應義塾大学総合政策学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。パリ大学東アジア人文科学研究科博士課程所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

83
データの背後に「ヒト」。これが冒頭に語られた著者の考えの軸と解釈。キーワードが、外在性。「カニ歩き」や古典も、もれなくその一環。同時に、社会の閉鎖性が齎す思想に警鐘。ノルマンディー上陸祝賀会は、歴史歪曲の一例。現代教育への問題提起も、新鮮味がない点が、その課題の根深さを示す。本質の忘却也。一方、著者が冒頭でサラリと触れた日本の特殊性。崩壊/無傷の”矛盾”。これをいつかは、データで語って欲しいかな。なお、『思考の見取り図』は、振り返りに一助。因みに、COVID-19の予想に、目新しさは無い気がしました。2021/03/07

ミライ

43
ソ連崩壊やイギリスのEU離脱などの予測を的中させたという歴史人口学者のエマニュエル・トッドが自ら思考の極意をまとめた日本語オリジナルの一冊。読みずらいかなと思ったがそんなことはなく、トッドがどのように情報を得てどのように考えどんな形でアウトプットするかが詳細に語られる(冒頭で哲学は役に立たないといっているのが印象的)。最後の方で、ポストコロナ時代の日本についての予測が書かれている。2021/03/14

Y2K☮

41
著者の思考プロセスを追体験できる名著。私も連鎖していく読書をベースに考えを広げていく人間なので、とても励みになった。現状をエイズの発生時と比較する人は初めて。完全に盲点。ソ連崩壊やEUの失敗を予見できたことも含め、人口学者として各国の歴史を学び続けているからこその発想か。日本のコロナ対策の問題点と未来予想図に戦慄。69歳で自ら「リスクグループにいる」と認める著者の「若者を犠牲にはできない」という言葉は重い。いまの日本でこんなことを言えば炎上必至。批判やリスクを恐れずに真実を語る姿が小林よしのりと重なった。2021/01/11

速読おやじ

40
著者の思考の方法を体系的に書いているのかと思ったら、話はあちらこちらに飛び、著者の体験やエピソードも盛り込まれながら、エッセイ風に話は進んでゆく。入力ー思考ー出力という一般的な思考の流れの中で、特に膨大な入力が必要と説く。入力には読書(拡散的な読書のイメージ)、経験も含まれるが、とにかく膨大な入力が必要なようだ。そして分析。データに基づいて相関や回帰分析をすることも示唆している。過去から未来を予測するとの立場を取る。物事を考えるためのヒントになる書。2021/06/15

Y2K☮

35
昨年のランキング1位を再読。独りで全体主義と戦える思想家は小林よしのりと著者ぐらいか。歴史に学ぶとはまさにこういうこと。どれだけ本を読んで過去を知っていても、その知識をいまの社会で蔓延る欺瞞を見破るために使えなければ学ぶ甲斐がない。著者がコロナとエイズを比較したように、日本は薬害エイズや森永ヒ素ミルク中毒事件とmRNAワクチンを比べるべきではないか? そして「若者を犠牲にはできない」という69歳の著者の言葉を噛み締めないと。政府や自称専門家やマスコミの言うことを鵜呑みにせず、自分でデータを調べて考えよう。2022/01/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17063169
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。