出版社内容情報
わが国における数少ない国際派カント研究の第一人者であった石川文康氏が、最新の研究成果をふまえ、畢生の仕事として全身全霊を賭けて取り組んだ全面新訳。
内容説明
主要な基本用語をラテン語の原義にたちかえり、現代にふさわしい平明な訳語にあらためた、ちくま新書『カント入門』の著者による待望の新訳!下巻巻末に訳者による解説「ある哲学書の物語」(遺稿)を付録。
目次
第2部 超越論的論理学(続)(超越論的弁証論)
2 超越論的方法論(純粋理性の訓育;純粋理性のカノン「規範」;純粋理性の建築術;純粋理性の歴史)
著者等紹介
石川文康[イシカワフミヤス]
1946年、北海道生まれ。同志社大学大学院博士課程修了。ハイデルベルク大学、ボン大学に留学。ミュンヘン大学、トリアー大学にて客員研究。東北学院大学教授、日本カント協会役員を歴任。専攻はカントを中心とする近世ヨーロッパ哲学。哲学博士(Dr.phil.)。2013年2月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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