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日韓ナショナリズムの解体―「複数のアイデンティティ」を生きる思想

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480842862
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日韓両国でのフィールドワークと文献渉猟により、マイノリティを”抱きしめて”切り取る、〈無意識で善意のナショナリズム〉の暴力を明らかにする意欲作。

内容説明

日韓両国でのフィールドワークと文献渉猟により、マイノリティを“抱きしめて”切り取る、“無意識で善意のナショナリズム”の暴力を明らかにする。

目次

序章 「複数のアイデンティティ」を持つということ(無意識で善意のナショナリズム;ハーフとは差別用語か ほか)
第1章 日本の「内地」という政治(ナイチャーということばから考える;「内地」という無意識 ほか)
第2章 韓国ナショナリズムと「故地意識」―民族主義とナショナリズムのあいだにあるもの(「反民族法」から考える韓国;韓国のナショナリズムと民族主義 ほか)
第3章 日韓のマイノリティから見た「切り取り」の様相(在韓華僑とは誰か;八重山台湾系移民とは誰か ほか)
終章 名前とアイデンティティ(小笠原で考えたこと;まとめ―あなたも「複数のアイデンティティを持つもの」である)

著者等紹介

李建志[リケンジ]
1969年、東京生まれ。本籍は韓国済州島。都立日比谷高校を経て中央大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。同大学院博士課程満期退学。韓国延世大学校大学院国語国文学専攻博士課程単位取得退学。専攻は比較文学比較文化・朝鮮文学朝鮮文化。現在、県立広島大学人間文化学部准教授。平和運動団体「折り鶴の会」(京都)所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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