内容説明
現代エリートにしのびよる心の罠。アメリカ・パワー・ソサエティを震撼させた話題沸騰の書。成功がいかさまに感じられるとき。
目次
第１部 仮面をつける（インポスター体験；インポスター・テスト；インポスターの全体像―概説；善意の仮面製造者たち）
第２部 仮面の下のパーソナリティ（インポスター循環；失敗の恐怖；スーパー・ウーマン、そして完全癖の男性；能力を否認し称賛を軽視する；成功する恐怖と罪悪感；特殊な状況下におけるＩＰ症状；ＩＰ犠牲者と対人関係）
第３部 仮面を取る（インポスター仮面について考え悪循環を断ち切る；ＩＰ恐怖と罪悪感を克服する；成功を楽しむことを学ぶ；ＩＰ犠牲者が変化するのを助ける）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
胡麻 娘
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ちょっと古いけど、今でも十分通用する内容の本。努力しても成功しても”異常な”謙虚さ、むしろ罪悪感を発揮して自分を認められない人達。その原因は謙虚を美徳とする、あるいは間違った自己イメージを植え付けられたために正当な自己評価ができないことにあった。これだけ「不幸感」が蔓延していると、成功体験を語るのはとても難しくなるが、正当なセルフイメージの養成が必要である。学校でも家庭でも。2012/05/25
