御柱祭と諏訪大社

御柱祭と諏訪大社

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480841810
  • NDC分類 175.952

内容説明

信州・諏訪の御柱祭は山奥から巨大な神木を曳き降ろし、社殿の四隅に建てる勇壮華麗な祭りである。雄大な謎を秘めた聖域空間とその祭りの意味を追求し、古代人の世界観と厳かな祈り、現代にまで到達する日本人の心の歴史と深層を浮き彫りにする。

目次

第1章 古代史の聖域―諏訪人の祈りと願い(上田正昭)
第2章 強大なる神の国―諏訪信仰の特質(宮坂光昭)
第3章 聖空間の構成原理―文化人類学の視点から(大林太良)
第4章 神と仏の融合―密教思想からの解釈(宮坂宥勝)
第5章 原始の生活と祭祀の再現―御柱祭の今日的意議(五来重)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

38
【諏訪6】入手困難なため紹介しにくいが私が最初に読んだ諏訪本なので一言。諏訪神社は全国に分社の数が1万を超えると言われるほど広く信仰されてきたが、所詮ローカルな存在なので地域の歴史家/研究者の著書が多い。その中で、本書は古代史の上田正昭、文化人類学の大林太良、宗教民俗学の五来重など各分野の著名な学者が、得意分野における諏訪信仰の特徴を語っている。それだけ諏訪信仰の射程が広いことの証左なのだろうが、諏訪への入門としてとっつきやすいのだ。だが再読してみると、古部族研究会の諏訪三部作にも登場した宮坂光昭(地元↓2020/03/25

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