ダンマパダの教え―初期仏教の「反社会」主義

ダンマパダの教え―初期仏教の「反社会」主義

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480841780
  • NDC分類 183.19

内容説明

世間的、常識的な価値観を超越した完全な自由の実現とは…。ダンマパダ(法句経)に新しい視点をあて、人生究極のあり方を説く気鋭の力作。

目次

ものごとは心にもとづく
汚れを離れずに袈裟を着る
社会にとどまる限り、苦しみはつきまとう
自分が何をするかが大切
賢者のつもりでいる愚者
最高の聖者
完全な非暴力の実現
諸仏の教え
こよなく楽しく生きよう
愛するものを作るな
非難されない人はいない
秋の蓮を折るように
象のように、ひとりで歩め
雲から抜け出た月のように〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三田郎

0
法句経というのはあくまで完全出家主義の時代の教訓であり、一般人在家のためのものではない。ここでは一般社会に生きる人間は豚、愚者と表される。ただ一般の人の心を完全に忘れ去ることのできる人はそうはいない。そして、完全に出家することが本当に幸福であるのかわからない。そうして出家主義が空虚となり大乗仏教という新たな要請が生まれたという結論へ向かう。とにかく、現在の俗世を生きる人間にとって法句経は何の助けにもならない。助けになったとしたらそれは曲解であると。2024/08/01

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