島暮らしの記録

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島暮らしの記録

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480837059
  • NDC分類 949.84
  • Cコード C0098

内容説明

作者とその実母ハム、そして親友のトゥーリッキと猫のプシプシーナ。トーベあるいはムーミン物語の読者におなじみのそれぞれが、四方に水平線しかない小さな離れ孤島で、悠々とマイペースに、気ままな自然の魅力とともに暮らす。通算80年にわたる島暮らしのプロフェッショナルみずからが描く、作家の知られざる日常。

著者等紹介

ヤンソン,トーベ[ヤンソン,トーベ][Jansson,Tove]
1914年ヘルシンキ生まれのスウェーデン系フィンランド人。彫刻家の父と挿絵画家の母を両親に持ち、幼いころから芸術家への道を志す。十五歳以降、ストックホルム、パリ、ヘルシンキなどで絵を学び、はやくから挿絵画家、風刺画家、そして短編作家としても活躍する。1945年から二十五年間にわたって書きつづけた『ムーミン』シリーズは世界各国で多くの読者を生み出し、国際アンデルセン大賞ほかかずかずの賞を受賞する。シリーズ完結後、「おとな向け」小説(「トーベ・ヤンソン・コレクション」として邦訳)の執筆を始め、各作品に高い評価を受けながら、八十歳を越えた現在もヘルシンキ市内のアトリエで執筆を続けている

冨原眞弓[トミハラマユミ]
1954年生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業後、フランス政府留学生としてパリ・ソルボンヌ大学大学院に留学、哲学博士号取得。聖心女子大学哲学科助教授。専門は現代フランス哲学だが、数年来ヤンソン作品の翻訳・研究も手掛け、著者から篤い信頼を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

72
トーベ・ヤンソンが画家である母親とアーティストで友人のトゥーティと共に島で暮らした時を綴ったエッセイ。島を探し、小屋を建て、そこを出るまでの記録。岩だらけで、強風が吹き付ける場所は過酷な場所に思えるが3人はそこでの生活を楽しんでいる。特に小屋の建築は興味深く面白かった。せっかく運んだ資材が強風で綺麗に持っていかれたり、人間関係に軋轢が生じたり…。最後まで住み難い場所に思えてしまったが芸術家である3人の感性には非常に響く体験であった事が文章から伺えた。2018/10/09

ぶんこ

65
小林聡美さんの本から図書館予約した本です。 ヤンソンさんの本を読んでいないので初読みです。島暮らしとありますが、本当に小さな石ばかりの岩礁?に小さな家。厳しい自然。読んでいて「信じられない」との驚き満載でした。最後の方で北欧人の夏の過ごし方は水辺でボートを使っての暮らしが最高とあったので、日本人との価値観の違いに愕然としました。私も水辺で夕暮れをボート上から眺めるのが好きですが、こんな厳しい自然環境の中での生活には1日として我慢できないでしょう。ヤンソンさんも凄いですが、彼女のお母さんがすごかった。2016/02/25

市太郎

56
タイトル通りであるが、トーベ・ヤンソンが孤島に家を建てる時からの記録が淡々と綴られている。解説によると作家らしく多少のフィクションも混じっているようだが、どの辺りがそうなのか私にはわからなかった。そう言われればそうかもしれない程度。雰囲気としては終始穏やかで特に事件、事故なども起こらないのだが、何でもないような事が叙情的に感じられる文章は良い。巻末の島の全景写真を眺めて、この孤島に暮らす事は何かから逃れるのではなくてむしろ何かに囚われようとしているかのように海に囲まれている様子に少し哀しくなった。2014/01/25

seraphim

36
ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンのことを知りたくて読んだ。トーベは毎年夏になると島で暮らしていた。タイトル通り、島暮しをするために島に小屋を建てるところから、歳をとり島暮しを諦めるところまでを綴ったエッセイ。もちろん、どこまでが真実かはわからない。多少の脚色はあるだろうが、島暮しの記録を読むと、ムーミンシリーズに登場した色々な場面を連想させる。こんな経験をしていたから、あんなお話を生みだせたのだろうな。すごいな、と思った。2015/03/31

榊原 香織

34
ムーミンの作者、ヤンソンさんの島、というか岩礁ですねこれ。 大波を見るための窓、とか、飲み込まれそうだけど家ごと波に2020/10/05

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