出版社内容情報
つらく、長い道の先にあるゴール。いちばんのりを目指すライオンさんは、ある失敗をきっかけにライバルたちに助けられ、競ってきたライバルたちは、ともにチャレンジする「仲間」だったと気が付きます。
【目次】
内容説明
ぼくはかける。どんなみちでも。くらいよるでも。かぜがふいても。たいようががんがんてりつけても。ぼくはかける。ちからづよく。きょうもなかまと。
著者等紹介
イハジン[イハジン]
ソウル産業大学(現ソウル国立科学技術大学)造形芸術学科卒業。大学卒業後、学生たちを教えるなかで絵本に興味を持ち、韓国の絵本ワークショップ「SI絵本学校」、「絵本ブートキャンプ」に参加。絵本について学びながら、はじめての絵本として『ぼくはかける』を制作した
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
詩人、絵詞作家。個性的な文体で独自の世界を展開し、『うそつきのつき』(文渓堂)で第46回小学館児童出版文化賞、『さかさまライオン』(童心社)で第9回絵本にっぽん賞、『がたごと がたごと』(童心社)で第5回日本絵本賞、『ひとのなみだ』(童心社)で第30回日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
135
表紙絵に魅かれ読みました。韓国人絵本作家イ・ハジン、初読です。陸上のトラック競技かと思いきや、ロードレースでした。 出来ればライオンではなく、世界最速のチーターを登場させて欲しかったです🦁🐏🐶🐰🦆 https://book.froebel-kan.co.jp/book/detail/97845770541782025/09/05
たくさん
2
仲間のすばらしさ。順番をつけるなんて野暮だ。そういう感じがさわやかに語られる。最初になんで競争が始まったんだろう。順位はどういう意味ととらえるのだろう。前提として仲良くするのが目的な競争って論理が破綻してやいないか。何かから逃げていないか。私はこの本のメッセージはどっちつかずであまり好きではありませんでした。2025/08/06