評伝ジャン・コクトー

評伝ジャン・コクトー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 455,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480836212
  • NDC分類 950.28
  • Cコード C0023

内容説明

1910年代から1963年の死にいたるまで、詩、小説、批評、演劇、映画、バレエ、デッサン、壁画装飾など多彩な分野で八面六臂の活躍をした『魔術師』コクトー―その生涯をたどり、創造の鍵をさぐる。

目次

最初の見物!最初の眩暈!
大理石の拳の一撃
ダンディの出発
わたしを驚かせてごらん
戦争の劇場からパリの劇場へ
『パラード』あるいは雄鶏、戦場に行く
師匠と弟子
天使ウルトビーズ
天上と地獄の天使
恐るべき子供たち〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

s

7
コクトーが亡くなる辺りで急に悲しくなってきた。天使みたいな人だと思う。彼が残した映画や絵画は彼の人格や才能を受け止める器として存在していて、彼自身が芸術だと思わせる唯一の人。血の繋がりを越えた家族を生み出せる人選のセンス。心を開ける純粋さ。凄いなコクトー、こんなのコクトーだけだよ。と思います。そんな社会こそ庭みたいな人が、死期が近づくと人を避けて静かに暮らしたというのが。繊細な天使みたいな人だな。2016/03/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/279513
  • ご注意事項

最近チェックした商品