隣の国のことばですもの―茨木のり子と韓国

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480823816
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C0095

出版社内容情報

軍国少女だった反省から何にも「倚りかからず」本当の自分を生きようとうたった詩人がハングルを学び韓国現代詩の編訳を手掛けたのはなぜか。真骨頂に迫る意欲作。

内容説明

なぜハングルを学び、韓国現代詩の紹介に尽力したのか。『倚りかからず』の詩人に新しい光を当てる意欲作。

目次

第1部 終戦と詩作のはじまり(同人誌;第一詩集『対話』)
第2部 対話から広がる世界(対話のはじまり;他者について)
第3部 茨木のり子とハングル(ハングルを学ぶ動機;時代背景と茨木のり子の韓国への態度)
第4部 現代韓国との対話(『韓国現代詩選』を編む;韓国における茨木のり子)

著者等紹介

金智英[キムジヨン]
1984年韓国ソウル市生まれ。2007年韓国明智専門大学文芸創作科卒業。2014年大東文化大学文学部日本文学科卒業、2016年立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻博士前期課程修了。修士論文は「尹東柱(ユン・ドンジュ)の翻訳問題からみる日韓関係」。2019年同後期課程修了。博士論文は「茨木のり子における韓国」。現在、立教大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フム

34
昨年、茨木のり子のエッセイ『一本の茎の上に』 (ちくま文庫)を読んだ時に、詩人が50歳から韓国語を習いはじめて、翻訳詩集を出版するまでになったことを知った。私もここ数年、韓国文学や映画に魅力を感じていたこともあって、何か導かれたような縁を感じずにはいられなかった。茨木のり子の詩は、これまでも、幾度となく読んで、その度に感銘を覚えて来たけれど、本書を読んでますます好きになってしまった。なぜ好きなのかもわかった。私にとっての憧れの人だ 2021/02/02

Masakazu Fujino

10
茨木のり子と韓国に留まらず、茨木のり子の詩人としての分析もされている。著者の博士論文が元になっているというが、なかなか面白かった。私も63歳から韓国語の勉強を始め2年、なかなか上達しないが、韓国語を勉強することでいろんな発見があって、とても新鮮。今回は良い本を読んだ。昨日書店に寄って、尹東柱の詩集(岩波文庫版・ハングルの原文が載っているのがいい)と茨木のり子の書いた本を買ってしまった。尹東柱の詩集は約30年前、影書房版のを買ったが、それにはハングルの原文がなかった。また世界が広がる。2022/04/11

takao

2
ふむ2021/10/10

Konoka

2
日韓関係が冷え込みやすい現代において「隣国愛」の詩人として改めて読まれるべき詩人なのだなと感じた。2021/03/11

きょん

2
茨木のり子と韓国の関係だけでなく、詩人の背景やさまざまな作品、創作において大切にしていたことなどを知ることができてよかった。詩の翻訳の際には、原文にある表現をあえて訳さないこともあるというのが驚きだった。2021/03/06

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