内容説明
ランプ・ガス燈・藁屋根・高原・ふるさと・山の湯など失われゆく日本の懐かしい風物を清澄・瀟酒抒情でうたいつづけた詩人初の評伝。冬2晩年の20年を親炙した著者にして可能な本格的評伝。
目次
第1章 原風景
第2章 下町っ子
第3章 文学の芽
第4章 出雲今市
第5章 邂逅
第6章 模索と沈潜
第7章 詩人の誕生
第8章 若い詩人たち
第9章 俳句仲間
第10章 うすい日ざし
第11章 みすずかる信濃
第12章 戦争詩の時代
第13章 戦中佳日
第14章 山河依然
第15章 戦後の片雲
第16章 塵労
第17章 草雨亭残照
第18章 昭和55年春