出版社内容情報
2020年から始まった異常事態。クラスターと闘った施設、行政と対峙する保育園、敵視とされた夜の街のサバイバル……。彼らの声をつぶさにひろう。
内容説明
クラスターとバッシングにも負けなかった高齢者施設、園児を守るために言いなりにはならない保育園、ギリギリのところで成り立っていた家庭のゆくえ、再チャレンジに現れた壁、コロナ禍で店を手放す勇気、ライブハウスと夜の街のサバイバル、親と会えない難病の子どもたちからみえる強さ。コロナ禍によって窮地に追い詰められた人々は、いかに自らの力で困難な状況を打開し、新しい時代をどんなふうにつくり上げていこうとしているのか。
目次
第1章 高齢者施設で起きた未知のクラスター―グリーンアルス伊丹
第2章 六本木の女として街を去りたい―クラブ・オーシャン
第3章 保育園児の命を守るための闘い―西寺尾保育園
第4章 虐待下の子供たちを救え―江戸川区児童相談所ほか
第5章 教育という名の支援の場―定時制高校
第6章 音楽の消えた日―live House Rumio
第7章 夜の街と呼ばれて―クラブ・ロマンス
第8章 病児保育の崩壊―大川こども&内科クリニックほか
第9章 予告された自殺の記録―帝京大学溝口病院精神科
第10章 難病の子供たちを救え―国立成育医療研究センターほか
著者等紹介
石井光太[イシイコウタ]
1977年、東京生まれ。国内外の文化、歴史、医療などをテーマに取材、執筆活動を行っている。小説や児童書も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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