内容説明
50年にわたる国語教師を経て、90歳をこえた今もなお、ことばの教育に情熱を燃やし続ける著者の、ことばをめぐるエッセイ。
目次
心のパン屋さん(心のパン屋さん;森繁さんのお話;新聞のコレクション ほか)
心に届くことば(“先生”って;おつれする;敬語の使い過ぎ ほか)
心を豊かにする読書(対談者・安野光雅)(「なぜ」という心が大切;『旅の絵本』の魅力;文字がないとわからない? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおい
15
国語教師を長く続けた著者の言葉をめぐるエッセイ。敬語の使い方、言葉の言い回しなどについて思うことを書かれています。美しく豊かな日本語を愛した方なんだなと思いました。「習字」と「ひとつぶの米]のエピソードが良かったです。2017/04/23
あら/yoshi ara
3
日本の言葉。気遣。もともと日本の中で生きて居ていたものの大切さ。あらためて感じてみた。2013/08/25
mif61005
2
内容が想像と違ったが、ほんわかするお話が多かった。日本語の文法、敬語、若者ことばについても言及されていた。ただ、著者の視点から見れば自分の使っている日本語もだいぶ乱れていると思われるんだろうな、と悲しくなった。2013/01/22
水色さくら
2
◎2013/01/13
ご〜ちゃん
2
ことばを丁寧につかっていこうと思った。2012/10/04