出版社内容情報
街角でふと耳にした会話やお店の看板、家族の寝言など、たまたま出会った言葉の断片が契機となって生まれたエッセイ。偶然出会った言葉が詩に見えてくる!?
内容説明
「妹が目の前で眠っています。そばつゆに髪の毛を浸して」偶然性による結果的ポエムの考察。
目次
忘れ得ぬ言葉
前にも云ったかもしれないけど
白い天然、黒い天然
最期の言葉
ネーミング
客たち
自慢
本当の名前
脳内留学生との会話
兄弟姉妹
怪しい扉
無茶
花だと思ったこともない
駅前の「声」たち
もげたり、にえたり
正解は後ほど
おにぎりの病院
その言葉を自分に向かつて云うのは
ありがとうござ
ベー
名前の教え方
名前の教え方・2
自分の伝え方
熱いアンケー卜
昭和の逆襲
午後のくノ一
生きていく力の強さ
間違いよりも変
名前の間違えられ方
「あやせない」と「くどけない」
間違った夢
辿り着ける地図
謎の言葉を発する人
待遇の良い会社
店名の謎
おませ
ヒヤリング
昭和?
ヌーン
衝撃の記憶
ざっくりショツク
父の口癖
オーラ
精密妻
混乱書店
強気な店
エラーミッキー
グミと赤裸々
眩しい言葉
失言
くらっとくる言葉
昭和のテレビ
振り切られる言葉
電気のコンセント
即答断言ガールズ
名付けのカ
隣の声
ラインマーカーズ
著者等紹介
穂村弘[ホムラヒロシ]
1962年、北海道生まれ。歌人。1990年に、歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
ひらちゃん
あんこ
b☆h
olive
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