内容説明
慈悲は自他平等の世界から…。『マハーバーラタ』をはじめ、インド古典文学の紹介に生涯を捧げたサンスクリット学者の真髄。
目次
1 新釈尊物語(仏生会にちなんで;新釈尊物語 ほか)
2 真理の言葉(自他平等;観音信仰をめぐって ほか)
3 インドの神話と説話(シヴィ王の布施;『幸福な王子』と菩薩 ほか)
4 インド紀行(インド最南端の日の出;マドゥライの結婚式 ほか)
著者等紹介
上村勝彦[カミムラカツヒコ]
1944年、東京浅草に生まれる。2003年、逝去。1967年、東京大学文学部卒業。1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。元東京大学東洋文化研究所教授
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