内容説明
ちよう、はたり。記憶の底から、機の音が聞こえる。それは八十年も前の、機の音。まさか自分が、この機の音の主を祖師として、織物の道に入ろうとは。織りのリズム、色の音色のなかで紡がれた、著者の最新随筆集。
目次
はじめての着物
現代における荘厳とは
歌ごころ・色
絵だけの絵の凄さ
ド・ロさま
余白のこと
三つの香炉
インドへ、まっしぐら
消し炭と薬味が財産
生類の邑すでになし、砂田明さんの死〔ほか〕
ちよう、はたり。記憶の底から、機の音が聞こえる。それは八十年も前の、機の音。まさか自分が、この機の音の主を祖師として、織物の道に入ろうとは。織りのリズム、色の音色のなかで紡がれた、著者の最新随筆集。
はじめての着物
現代における荘厳とは
歌ごころ・色
絵だけの絵の凄さ
ド・ロさま
余白のこと
三つの香炉
インドへ、まっしぐら
消し炭と薬味が財産
生類の邑すでになし、砂田明さんの死〔ほか〕