内容説明
人はなぜ恋をするのか、文学はそれをどう描いてきたか。プルースト、フロベールの作品をはじめ、古代ローマからポストモダンに至る恋愛文学史のもっとも甘美な断章群がからみあって織りなす壮大な愛の物語。
目次
1 恋(妖精の登場;橋のたもとで;恋愛、この12世紀の発明;命がけの告白;接吻のききめ)
2 書物(黙読のすすめ;読み上げの背文字;本の虫;書物を洗う;すれっからしの書物)
3 テクスト(デクラマティオー;恋文の話;ふたつの変化項;あなたというテクスト;オージー・パーティー)
4 物語(心の再認;幸福の表現;クリプトのながめ;書きかえられた物語;ライヒェナウ島)
-
- 電子書籍
- 学研ワールドえほんセレクション こいぬ…



