内容説明
ことばが音声をともなったとき,活字は生命(いのち)あることばになって踊り出します。その瞬間に人間とことばが一つになるのではないでしょうか。語り芸のなかでよみがえる言葉。
目次
1 ことばのしらべ(『しん女語りぐさ』―「ことばのしらべ」の出発点;原作者の前で語る―唐木順三先生へ;『曠野』の主人公の哀れさについて―矢内原伊作先生と;作者との息づかい―永井龍男・鏑木清方・志村ふくみ;山本周五郎の世界;ことばの「調律師」;「ことばのしらべ」と邦楽器;能舞台―「魔の瞬間」から「間」の発見へ)
2 臘梅の花(臘梅の花―吉田義夫さんを偲ぶ;夜桜;銀色の太陽)
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