内容説明
在りし日の古典学徒のきびしくも暖かい風貌を伝え、古典世界の哲学と文学の深い知慧を声低く語る好哲学エッセイ。追悼 田中美知太郎先生。
目次
1 雲の評定(私のソクラテス;プラトンとの対話;田中美知太郎先生を悼む;田中先生の演習)
2 古典の世界から(古典の言葉;古典の世界から;『饗宴』のアルキビアデス;慎みの心(アイドース)の回復
偶然を超えるもの)
3 遠い目(身辺記;佐久間象山をめぐって;三たび肱を折りて良医たることを知る;「東洋の道徳、西洋の芸」をめぐって;安政元年3月27日夜)