出版社内容情報
意識の極限のドラマ「テスト氏」の謎をあかす明快で力感みなぎる新訳。さらにその周辺テクスト、およびマラルメやプルーストなどをめぐる作家論を収め、ヴァレリーの〈物語〉への意志を照射する。
内容説明
テーマ別の新集成、意識の極限のドラマ「テスト氏」の謎をあかす明快な新訳、さらにその周辺テクストや作家論を収め、ヴァレリーの“物語”への意志を照射する。
目次
第1部 テスト氏(テスト氏との一夜;序文 英語版「テスト氏との一夜」の ほか)
第2部 物語の断片(物語のかけら(カリュプソ;ロビンソン ほか)
肖像(ステファヌ・マラルメ;マラルメへの最後の訪問 ほか))
第3部 物語作家論(ヴィリエ・ド・リラダンについての講演;デュルタル ほか)