著者等紹介
ヤンソン,トーベ[Jansson,Tove]
1914年ヘルシンキ生まれのスウェーデン系フィンランド人。父は彫刻家、母は挿絵画家という環境に育ち、幼いころから芸術家への道を志す。15歳以降、ストックホルム、パリ、ヘルシンキなどで絵を学び、はやくから挿絵画家、風刺画家、そして短編作家としても活躍する。1945年から25年間にわたって書きつづけた「ムーミン」シリーズは世界各国で多くの読者を生み、国際アンデルセン大賞ほかかずかずの賞を受賞する。シリーズ完結後、“おとな向け”小説(『トーベ・ヤンソン・コレクション』として邦訳)の執筆を始め、各作品に高い評価を受けながら、現在もヘルシンキ市内のアトリエで執筆を続けている。著書に『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(講談社)他多数
ヤンソン,ラルス[Jansson,Lars]
1926年ヘルシンキ生まれ、2000年7月31日没。15歳のとき冒険小説『トルトゥーガの宝』でデビュー。『支配者』『ぼく自身が心配の種』『家族うちの死』『5000ポンド』などの推理小説やピカレスク小説を発表した。近年ふたたび作品にたいする評価が高まってきている。姉のトーベを助けてムーミン・コミックスを軌道に乗せたあと、1960年から1974年まではひとりで連載を続けた。1990年制作のTVアニメシリーズ「楽しいムーミン一家」では、企画から制作にいたるまで監修者として関わった
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感想・レビュー
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sofia
30
1話目の「まいごの火星人」は「ムーミンコミックス展」のチラシになった作品なので読んでみたかった。トーベ・ヤンソンの絵。火星人ってこんな感じ?と笑える。2021/09/27
ペイトン
21
UFOが落ちてきたのを畑に「なにかしら?とつぜんうちの畑にはえてきたのは?」なんて思うムーミンママが楽しい。100年前に行くムーミン一家の騒動も面白い。2016/01/27
魚京童!
15
ここに身を隠しておるのだ あのいやなセントヘレナ島に追っかけられとるんでな… どうやら上流階級が入れられる牢屋らしいな2019/05/15
魚京童!
12
プラスチックとスピードの時代に変わらぬものはいきつけのお店だけ…2014/03/07
元気伊勢子
6
クスクス笑える。私の中で、ムーミンと言うとほんわかしたイメージが強く、こちらは大人向けのビターな漫画。新鮮な気持ちで読めた。2020/11/03